新型コロナウィルスの影響で大打撃を受けている旅行業界ですが、今年のクリスマスはバーチャルツアーのハワイで味わってみてはどうでしょうか。クリスマスのシーズンにハワイには、例年世界各国から大勢の旅行客が訪れます。
常夏の国と呼ばれているように、ハワイは12月になっても温かくビーチでのんびり寛いだりマリンレジャーを楽しんだりすることが出来ます。そのためイルミネーションや飾り付けには、サンタクロースやツリー等定番のアイテムに加えてサーフボードやビキニ、パイナップルといったビーチを思わせるものも多くあります。
それからオアフ島のホノルル市では、毎年巨大なクリスマスツリーが飾られます。その高さは15メートルにもなり、煌びやかな電飾が飾り付けられキラキラと輝きます。街中がクリスマスカラーに彩られ、地元の人の家々もイルミネーションが飾られます。街中がとても華やいだ雰囲気になり、クリスマスシーズンを盛り上げるのに一役買っています。サンタクロースも赤と白のお決まりの服を脱いでアロハシャツを着ている場合もあります。サンタクロースを乗せて運ぶトナカイが、カヌーに変わっていたりもします。クリスマスリースは、ポインセチアの花で作られるのが定番です。ポインセチアは真っ赤な可愛らしい花と濃い緑色の葉のコントラストが美しい花で、クリスマスフラワーとも呼ばれています。
ハワイでは元々この地で暮らす人々の文化や米国の文化、移民の文化などが混ざりあっています。そのためクリスマスに必ず食べるというメニューはありませんが、七面鳥やローストチキン、ローストビーフ等を食べることが多いようです。デザートには、パンプキンパイやアップルパイを食べることも多くあります。パパイヤを使ったサラダ等もハワイらしさが感じられるメニューです。ちなみにクリスマスケーキを食べるのは日本独自の習慣で、ハワイではあまりケーキを食べません。クリスマスには苺を使ったケーキを食べるイメージがありますが、あれは日本独自のスイーツといえます。
また、ハワイではクリスマスにプレゼントを贈り合う習慣があります。一年間、お世話になった人全員にちょっとしたプレゼントを配るので、ショッピングモール等では大規模なセール等も行われます。大勢の人がショッピングに訪れ、待ちには活気が溢れています。人から貰ったプレゼントはクリスマスツリーの下に飾っておき、元日の朝に開けるのが習慣になっています。