海外旅行に行く場合、事前にトラベルアドバイスを確認しておくと現地で参考になります。トラベルアドバイスのメキシコ編では、初めてメキシコにいく旅行者のためにポイントを絞ってあります。日本の5倍ほどの国土面積を持つメキシコは各地に多様な文化があり、遺跡やリゾートなどの観光スポットも多い国です。地域によって気候の差があり6月から9月頃が雨季で、10月から5月頃が乾季になります。
雨季の気温は砂漠地帯だと40度以上になる場所もありますが、中央高原だと25度前後です。雨季にメキシコに行く場合は夏服で対応できます。乾季は湿度が低くなるため過ごしやすく、中央高原でも砂漠地帯でも朝晩の気温が下がります。10度以下になる場所もあるので、乾季にメキシコに行く場合はウールのセーターやジャケットを持っていくと重宝します。
メキシコ旅行のベストシーズンは沿岸部で12月から4月、メキシコシティなどの中央高原は10月から5月です。日本からの観光客も多いメキシコには、世界遺産にも認定されている古代文明の遺跡があります。未だに謎が多い古代遺跡ですが、特に有名なのがマヤ遺跡でツアーで訪れる人も多いです。メキシコには世界でも指折りの美しいリゾートがあります。カリブ海に面したリゾートエリアは、遺跡巡りの拠点にもなります。
ダイビングツアーやドルフィンツアーもあり、美しいカリビアンブルーの海を楽しめます。カリフォルニア半島側には砂漠があり、独特の景観を持っています。カリブ海側に比べて、静かな大人のリゾートが多いという特徴があります。様々なバリエーションがあるメキシコ料理も旅の醍醐味のひとつです。屋台から高級レストランまで、気分によって食べたい料理を選択できます。
メキシコ料理は先住民と入植者の文化が融合した料理で、無形文化遺産にも指定されています。メキシコ原産の食材が贅沢に使われ、世界中で人気があるタコスも本番の味を堪能できます。屋台は数が多く、タコスはもちろんメキシコ風のサンドイッチやドーナツなどもあります。リゾートなどの有名観光スポットでは、米ドルを利用できる施設も多いです。日本円から現地通貨への両替は、日本国内でもメキシコ国内でも可能です。街にある両替所の方が、空港やホテルで両替するよりもレートがいい傾向があります。米ドルならどこでも両替が可能ですが、日本円から米ドルに両替する場合は手数料がかかるので事前に確認が必要です。