日本から地理的な距離が近い事に加え、箸を使用して食事をするといった食文化なども似ている様子から気軽に旅行に出かけやすいのが韓国ですが、要所要所で日本とは異なる点も存在するので旅行に出かける前には予め違いを理解しておくとより良いです。因みに韓国もトイレが綺麗で清潔に利用できますが空港やホテル、百貨店や地下鉄駅などにおいては使用後のトイレットペーパーを流す事ができるものの、築年数が古いビルや小規模なカフェなどではトイレットペーパーが流せない仕様のトイレも存在します。使用後のトイレットペーパーが流せないトイレの場合は個室内に専用のゴミ箱が設置されているため、詰まらせないようにゴミ箱の中に入れるようにし流さないようにする事が大切です。
旅行中に街中を散策していると多くの回数横断歩道を利用する事になりますが、横断歩道を利用する時には信号機の点滅の様子に気を配るようにしましょう。青信号から赤信号に変わる時には日本と同じように青信号が点滅してから赤信号に変わるのですが、青信号が点滅している時間は日本よりも長いのが特徴的です。点滅している時間が長いと急がずに歩いてしまう方は少なくないですが、自動車を利用して移動する方が多い韓国では自動車用の信号が青信号になった途端活発に自動車が行き交うため、点滅している時間が長いとしても急いで渡り終える事が大事です。
そのように旅行をしていると、徒歩で訪れる事ができない距離にある観光地に出かけたり、公共交通機関が利用できない場所に出かける時にはタクシーを利用する事になりますが、タクシーを利用する時には自分でドアを開ける事を覚えておきましょう。乗る時はもちろん降りる時も自分でドアを開閉する仕組みになっているので利用時には自分でドアを開閉しつつ、開閉時には後方から向かってきているバイクの存在を確かめるようにします。また、飲食物が美味しい韓国ならではの旅行アドバイスとして挙げられるのが、購入した飲食物を手にしたままバスに乗車しない事です。走行しているバスの車内の環境をより良いものにすべく、ソウルを走るバスの車内には2018年から飲食物が持ち込めなくなっているためです。カフェなどで購入したテイクアウト用のカップに入れられている飲み物や地元料理も持ち込む事ができないので、バスを利用する時には全て食べ終えてから利用するようにしましょう。 同じく韓国では環境を良好にすべく営業している飲食店の全てにおいて喫煙ができなくなっているため、店内では喫煙をしないように気を配り喫煙をしたい時は喫煙スペースに行く事が求められます。